【パソコン講座】授業レベルや年齢層、MOS合格率など実体験まとめ

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パソコン講座 スキル・知識・資格

公共職業訓練の、「パソコン講座中級」という講座を受講しました。


  • 中級はどのくらいのレベルなのか、どんなことを学ぶのか。
  • 訓練生の年齢層や雰囲気はどんな感じか。
  • MOS試験の受験率や合格率は?

など、実際に受けた体験談をまとめています。


あくまでも一例ですが、職業訓練のパソコン講座がどんな感じか知りたいという方の参考になれば幸いです。


授業内容については、具体的なカリキュラムを表にしました。

中級レベルが心配な方、反対に物足りないのでは?と思っている方は、表の情報が判断材料のひとつになれば嬉しいです。

【パソコン講座・中級】授業の内容詳細

学習した内容をWord/Excelに分けて、それぞれ表にまとめました。


授業の最初に、2種類のソフトを使ったブラインドタッチの練習を30分間。

後半はMOS試験対策になり、模擬試験プログラムを各自演習する日も。


授業ペースは?受講生の年齢層とクラスの雰囲気

パソコン教室のイラスト

自分がいたクラスは9名でスタートし、途中で一人退校、8名に。

パソコンの使用経験は入力程度という人がほとんどで、年齢層が高いのもあるのか「進捗が遅いクラスだ」と講師が言っていました。


年齢層や性別はこんな感じです。



授業は、パワーポイントで講師が実演。それを見て各自パソコン操作。

という流れですが2、3人ついていけない人が…。

その都度、授業は中断。

先生ができない受講生の席に行って教える場面が1日に何回かありました。


クラスの雰囲気としては、静かで大人しい人が多かったので、授業が中断しても、イライラした態度をとったり文句を言う人はいませんでした。


受講生の習熟度によって、授業内容も変わる

パソコンのキーボードを打っているイラスト

ブラインドタッチができない人も多かったですが、入力する文字量は多くないので、できなくても問題ありませんでした。


受講期間も終盤になると、MOS試験内容に絞った授業内容に。

習熟度が早いクラスだと、試験内容プラスアルファの応用についても学んだり問題を解いたりする時間があるようです。


最低限、MOS試験に出る内容は習うことができますが、それ以上の内容についてはクラス全体の習熟度が影響します。

年齢層や、経歴などによる受講生のスキル次第、ということになるので受講してみないと分からないところ。


授業で使用したテキスト・問題集

積み重なった本のイラスト

授業で使用したテキスト

  • 「30時間でマスターExcel 2016」(実教出版)
  • 「30時間でマスターWord 2016」(実教出版)


授業で演習した問題集

  • 「よくわかるマスター MOS Excel 2016 対策テキスト&問題集」(FOM出版)
  • 「よくわかるマスター MOS Word 2016 対策テキスト&問題集」(FOM出版)


このMOS試験対策用のテキストは、本試験の形式や出題範囲にかなり近い内容になっていました。

独学でMOS試験の合格を目指す人にもオススメ


テキストのおすすめポイント詳細や、独学で勉強するときに気をつけることなどは、こちらに

まとめています。

興味のある方は、こちらもご覧ください。


【パソコン無いけど受講できる?】全く問題なし

ノートパソコンのイラスト

パソコン持ってないけど大丈夫だろうか?

心配な方もいるかもしれませんが、問題ありません。

ノートパソコンが一人一台、用意されます


家で復習できないのが心配、という方へ。それも大丈夫。

講師に頼めば授業後、1時間程度なら残って自習させてくれました。


またネットカフェに行って、ビジネス席のパソコンで練習するという方法も。


そもそも、授業をしっかり聞いていればそんなに復習は必要ありません

忘れそうな箇所だけ、テキストを見返すくらいで十分。自分は家で授業の復習はしませんでした。

MOS試験前、ネットカフェで試験対策をやった程度です。


【MOS試験=強制ではない】受講生の受験率

横から見たパソコンで仕事をする人のイラスト(女性)

パソコン講座では、習熟度の目安や目標としてMOS試験を掲げていますが

受験は強制ではありません

自分のクラスでも受験しない受講生が一人いました


受験率としては8人中7人が受験かなり高いと言えます。

  • 学んだ成果を形として残したい
  • 履歴書の資格欄を充実させたい

などの理由で受験する人が多いですが、

受験料も高額(スペシャリスト1科目:10,780円)なので、講座を受けながら検討するのもありだと思います。


MOS試験に落ちる人はいない?

パソコンのマニュアルを読む男性のイラスト

訓練校の講師に、MOS試験の合格率を聞いた受講生がいました。

今までの受講生で、落ちた人はいないよ

との回答。

えっ...。受験前のその一言で、皆のプレッシャーが急上昇したのでした。


実際のところは一人、Excelの試験が不合格に。60歳近い方でした。

Excelの知識がほぼ無い状態から、2か月という短期間で成果を出すのが難しかったそうです。


受講生は7人受験し、そのうち6人が合格合格率が高いのは間違いなし。

受験料が高額なのでしっかり対策する人が多く、それが合格率につながるそう。

試験の感想や当日の様子などはこちらでまとめています。


講座のメリット・デメリット

「パソコン講座」を受講して感じた、メリットデメリットについて。


メリットはこんなところ。

  1. パソコン技能のスキルアップになる
  2. PCスキルがある人も、就職するまで実力を忘れず維持できる
  3. MOS試験対策になり、合格すれば保有資格が増える


デメリットはこの3つ。

  1. ある程度PCスキルがあると、既に知っている内容を学ぶので時間の無駄
  2. 基本操作ができない人は、中級以上の講座についていけない可能性あり
  3. MOS試験を受けると、合否結果をほかの受講生になんとなく知られてしまう


自分は、現状のPCスキルと講座の内容を照らし合わせて、

  • 得るものがあるか?
  • 給付の面で職業訓練を受けるメリット

も考え、受講を決めました。


パソコン講座は意味ない?個人的な感想

寝転がってノートパソコンを使っている人のイラスト(男性)

パソコンはもともと使えていたけど、個人的には受講してよかったと思っています。

理由を挙げると、

  1. パソコン技能がより向上した
  2. MOS試験を受験する後押しになった
  3. インプットだけに集中できる環境が、気分転換になった


より効率化できる操作方法や、一度も使ったことのないボタンの機能を知ると単純に嬉しいです。


MOS試験は独学でも合格できるかもしれませんが、そう思っていると受験は先延ばしになりがち。

講座を受けることで、勉強する状況受験の機会を、確実に作ることができました


仕事はインプットとアウトプットを同時に求められますよね。

講義を聞いて問題を解く。

ひたすらインプットという環境は学生を卒業してしまうと、なかなか経験できないもの。

しかも失業給付を受けつつ、と考えると恵まれていたなと感じます。


職業訓練で得た体験については、ほかにもこんな記事も書いています。

良かったら参考にしてみてください↓

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