【職業訓練パソコン講座】実際の時間割や訓練時の服装、年齢層や男女比など

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職業訓練を受けてみた スキル・知識・資格

失業手当を受けるには、求職活動の実績が必要です。

求人に応募するほか、職業訓練を受けるとその実績になります。

さらに職業訓練期間中は、「求職活動が〇回以上 必要」という条件が適用されません


これから職業訓練を受けようと思っている方へ。

自分が職業訓練を受けたときの授業内容やルール、また受講生の男女比や年齢層など、実体験と感想をまとめました。


パソコン講座を選んだ理由

自分がパソコン講座を選んだのは、それ以外の講座がほとんど開催されていなかったためです。


当時、コロナ禍で求人は全くなく、職業訓練も休止状態。

パソコン講座は、訓練が復活し始めた頃の数少ない講座の一つでした。


また行政書士補助者のパソコン技能はどのくらいのレベルか、確かめたい気持ちがありました。

自己流の操作に偏りがあれば是正したい。そんな思いもありました。


入校から卒業までの流れ

職業訓練を受けることが決まった場合、開講から終了までの流れは下記のようになります。



初日の入校式と、最終日の卒業式以外は、基本的には授業になります。

授業は平日のみ、土日祝日休みです。不規則で平日の休みもあります。


ハローワーク来所日

その日は授業が休みになる代わりに、ハローワークに行く必要があります。

授業に問題は無いか、就職活動はしているか、気になる求人はあるかなど報告します。

2か月間の講座では、ハローワーク来所日は1日のみでした。


就職活動

授業期間でも、並行して就職活動をすることが想定されています。

(強制ではありません。)


就職活動の面接があるときは、随時、授業を遅刻・早退などして対応します。

その場合には届出が必要になるのですが、詳しくは下記で紹介しています。


MOS試験

受験は任意ですが、目標の1つに設定されています。

講座期間中にも試験が実施されていて、自分も含めほとんどの受講生が受験しました。

試験は日曜日なので、授業を休む必要はありません。

授業内容

自分が受けた講座は、事務職での就職を想定したカリキュラムです。

具体的な内容と時間数について、表にまとめました。


Excel・Wordの中級レベルのパソコン授業が主です。

時間は少ないですが、総務事務に関する授業も組み込まれていました。


また、職業訓練であるため就職活動に必要な知識を学ぶ授業もあります。

講師は各テーマのスペシャリストがそれぞれ担当します。


1日のスケジュール


6時間目で終了する日のほうが多かったです。

フルタイム勤務と比べると、負担にならない時間割です。


訓練中の服装について

どんな格好で職業訓練をうけるべきか、気になる方も多いと思います。


ハローワークや訓練前の説明会で指示されたのは、

  1. 入校式(初日)と、卒業式(最終日)はスーツスタイル
  2. 授業は普段着(楽な服装)でいい

ということでした。


1のスーツスタイルですが、夏は上着無しのシャツスタイルもOKでした。

リクルート感(きちんと感)が出ていれば問題ありません。


2の普段着は、受講生によってバラバラでした。

唯一の禁止事項がビーチサンダル

それ以外は自由だったので、きれい目のオフィス風(コンサバな感じ)の人もいれば、ジャージにスニーカーというカジュアルスタイルの人もいました。


【受講生や講師について】男女比や年齢層は?

講座の内容によっても、それぞれ違うと思いますが。参考までに、自分が受講したパソコン講座はこんな感じでした。

受講生は女性が多く、他のクラスと比べて年齢層が高いのが特徴だと、先生方が言っていました。

静かで、主張する人のいない穏やかなクラスでした。


講師の年齢層はおよそ30代後半~60代前半でした。

男性が多めで年齢層は幅広い、といった感じです。

優秀な経歴を持つ先生ばかりでしたが、みな口調が優しく丁寧でした。


【職業訓練を終えての感想】メリット

結論として、自分は職業訓練を受講して良かったと思っています。

一番のメリットはパソコン技能が向上したことです。


今まで使用したことのなかった関数の計算やグラフなどExcelの便利さや可能性を知ることができました。

またMOS試験の合格は、就活時にパソコン能力の証明になります。


そのほか、ファイナンシャルプランナーや就活の授業もあり

  • 社会保障や税金など、実生活に役立つ知識が学べた
  • 就職に関する情報を得られた
  • 次の職に就くまで、生活リズムを崩さずにすんだ
  • 無職という境遇の人が周りに多くいることで、不安や孤独や和らいだ
  • 受講生のなかで友達ができた

などが良かった点です。


デメリット、大変だったこと

  • 講座の会場が自宅から遠かったので、通学に時間がかかった
  • MOS試験の合否は、何となく他の受講生にも知られてしまうので、落ちたら嫌だというプレッシャーがあった


クラスの雰囲気は講座それぞれなので、人間関係については受けてみないと分かりませんが、新たな技術や知識など、得られるものはあります。


求人がなく、求職活動の実績作りにお悩みの方は職業訓練を検討してみてもいいのではないでしょうか。


パソコン講座を受けるにあたって(手続きや知っておくべきこと)

なお、職業訓練を受けるには受講申し込みの手続きが必要です。

選考試験合格後に、説明会を受けて入校となります。

必要となる手続きの流れについては、下記記事で詳しくまとめています。


また、パソコンを自分で用意する必要があるか?について。

自分が受けた講座では、主催側が全員分を用意してくれていました。

基本的には用意されているのが一般的かと思いますが、受講前に確認しておくとよいと思います。


MOSの取得などを考えているなら、自分用パソコンがあると家でも試験対策ができます。

ただ、資格のためだけに購入というのも難しいので、ブックカフェやPCレンタルを利用するのもいいでしょう。

どんなパソコンを購入しようか迷っているという方、買う前に使い勝手を試してみたいという方にも、パソコンのレンタルはおすすめです。

MOS試験をお考えの方は、下記の記事も良かったらチェックしてみてください。

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